知っておきたいヤマトシロアリのこと

ヤマトシロアリについて知ってみよう

日本で被害をもたらしている代表的なシロアリの一つが、ヤマトシロアリです。ヤマトシロアリはイエシロアリと同じ科に属しており、一見するとその区別がつきにくいです。
ですが、よく見てみるとイエシロアリに比べてヤマトシロアリはやや「小柄」になっています。
両者それぞれを見て、違っているのは体の大きさだけではありません。その他にも、コロニーの状態、群飛の時期、もたらす食害についても様々な違いがあります。
住まいにシロアリを見かけるけれど、これは一体どのシロアリなのだろうか。
そのような判断を少しでも自分でできるように、ヤマトシロアリの基本的な情報について知っておくのもおすすめです。

日本全体に生息するヤマトシロアリ

さて、そんなヤマトシロアリですが、このシロアリが生息している場所は日本のほぼ全域となります。
具体的に言いますと、北海道に生息していることは比較的すくなく、それ以外の本州、四国本島、九州本島のほぼ全域が生息地となっているのです。その為国内で最も被害が見られるシロアリとしても知られていますし、シロアリ駆除の対象となるケースが多いです。
ヤマトシロアリの特徴の一つに、行動範囲が狭いという点があります。また、シロアリの巣として知られている「コロニー」に集まるシロアリの数はイエシロアリよりも少ないです。
これらのことからも、同じミゾガシラシロアリ科に属するイエシロアリと比べると被害の進行が比較的「遅め」になっています。
ですが、被害の進行が遅いとはいっても油断は禁物であり、しっかりとシロアリ駆除を行う必要があります。
ヤマトシロアリのコロニーにはシロアリの数が少ないといっても、1万匹~2万匹は存在しています。
また、コロニーの数は1つとは限らず複数作られる為、被害の進行が遅いとはいっても建物のあちこちに被害が発生する可能性が高いです。
そして最も注意が必要なのが、ヤマトシロアリの羽アリは黒アリと間違えやすいところです。
ヤマトシロアリの羽アリの体は、白色をしているのでなく黒アリと同じく黒い体と黒い羽を持っています。
このような特徴からも単に黒アリが発生しただけと油断してシロアリ駆除とまで至らず、知らぬ間に被害を放置してしまうという状況にも陥りやすいです。

ヤマトシロアリによる食害が起きる場所

ヤマトシロアリの食害が起きる場所ですが、一般的には建物の床下やその周辺になります。これはヤマトシロアリが生命を維持する為に必要不可欠である「水」を運びやすい個所であることが大きく関係しています。
この特徴をもとに、ヤマトシロアリの食害が発生した個所には水気を感じる場合も多いです。
また、床下周辺だけでなく建物の屋根裏や二階の外壁などに雨漏りによって湿気が発生した場合。この時、床下のみならず建物の高い位置にもヤマトシロアリの被害が発生するケースもあります。