シロアリが好む環境

シロアリに住み着かれる理由

シロアリ駆除が行われることが多い床下は、それだけシロアリに好まれる場所であると言えます。
その大きな理由となっているのが、シロアリが住み着くには絶好の環境になりやすいという点です。例えば、日光が当たらない床下の環境は日光を嫌うシロアリにとっては実に居心地がよい場所となります。
日光が当たらないだけでなく、床下は湿気が多くじめじめとした環境を作りやすいです。このような環境はシロアリにとってはまさに快適な環境となり、シロアリに住み着かれる大きな理由のひとつであると言えるでしょう。
そこで大切になってくるのが、床下の「湿気対策」をいかにしっかりとできているかどうかになります。

多くの建物の床下は湿気でじめじめしている

「うちの建物の床下は、湿気がそこまで多くはないだろう。」
そのように思っていたとしても、実際に多くの建物の床下の湿度は高い状態であることで知られています。
実際に床下の土や木材が乾燥しているように感じても、湿度を測定すると高い数値を記録した実例も珍しくありません。
このように床下の湿気が多い状態は、これまでに述べたようにシロアリが発生しやすく住み着き易い環境を作ってしまいます。具体的には湿度が「60%」程になるとシロアリが最も快適に過ごせる場所となっています。
60%を超えると、シロアリだけでなく今度は木材を腐らせてしまう原因である「腐朽菌」の発生にも繋がります。
腐朽菌よって床下の木材は次々と腐ってしまい、腐った木材は柔らかい木を好むシロアリにとっては最適なエサと化してしまうのです。
また、シロアリだけでなく、床下の湿度が高いとカビの発生にも繋がるなど、床下の湿気対策はシロアリ駆除としてはもちろん、快適な住まいを保つ為の基本的な対策であるとも言えるのではないでしょうか。

湿気の対策が必要となる季節

シロアリ駆除として、特に床下の湿気対策が必要となるのは温度や湿度が比較的高い「6月〜9月」になります。
この時期になると床下は常に高温多湿状態が続いているともいえ、シロアリにとって快適な場所となります。
床下の状態は普段の生活の中であまり目につかず、気にすることも少ないのではないでしょうか。それもあってか、湿気の多いじめじめとした快適な生活環境を知らず知らずシロアリに与えてしまっているかもしれません。
その結果、シロアリ駆除をいざ行うとなった時に想像以上に被害の拡散や進行がみられる事態にも繋がってしまうのです。
また、床下の湿気はこのような夏場だけ上昇するのではありません。冬の寒い時期であれども、床下の湿気は十分多くなるケースもあります。
例えば、温かいお湯を使用するお風呂場やキッチンの下にあたる床下には、1年を通して湿気が多くじめじめとした環境になっています。
これらの個所にもシロアリを寄せ付けないように湿気を抑制する対策を行うのがおすすめです。